◆いろいろ呼び名はあるけど・・・・・  -「発泡スチロール」と「EPS」は、いっしょなの?-


 50年程前にドイツで発明されたので、原料の名称であるStyrol(ドイツ語) から派生した「発泡スチロール」という呼び名が一般的に親しまれています。
また一方で、Styrene(英語)に由来する「発泡ポリスチレン」や「フォームスチ レン」「発泡スチレン」等々たくさんの呼び名もあります。
 日本工業規格(JIS A 9511)では、「ピーズ法ポリスチレンフォーム」という名称が採用されており、製造方法の異なる押出法ポリスチレンフォーム(XPS)と区別しています。
 最近では、土木や建築・建材の分野で「EPS」という略称で呼ばれている ことが多くなってきていますが、梱包材に使われている一般的な発泡スチロールとは異なり、これらの分野では通常、JIS A 9511による試験で火源を後退させると、3秒以内に火が消えるグレードが使われています。
 たくさんの名前があるというのは、歴史が長く、様々な品種が多くの用途や分野で利用されている証拠ともいえます。


JIS A 9511 ビーズ法ポリスチレンフォーム
略称 EPS、発泡PS

一般名

その他別称

発泡スチロール
発泡スチレン樹脂
発泡ポリスチレン
フォームスチレン
ポリスチレンフォーム

日本フォームスチレン工業組合「EPS断熱建材」ガイドブックより

 



電子顕微鏡で内部を見ると、泡のようにきめ細かい部屋に 分かれている(独立気泡)のがわかります。
この一つひとつの部屋に閉じこめられた空気が、EPSの高い断熱性能の秘密です。

 

  

◆発泡スチロールは「呼吸」をする断熱材です

 

 結露のない安心な素材です。もちろん吸水もありません。欧州では長い間、40年以上使用されて全く問題ありません。

 日本流に言えば「蔵」の土壁の様なものです。土に「わら」を刻んで入れ、水で練り上げ発酵させてから塗られ30センチもの厚さ

 に建物全体を被ってあります。(写真1)

 室内の温度・湿度も安定し密閉しても呼吸が出来るため、田舎では味噌蔵としても使用されます

 日本古来の防火・断熱の技術は欧州から導入された発泡スチロールによる断熱技術と非常に近似したものです。

 この「蔵」の土壁のような自然な素材として住宅断熱用に提供いたします。(写真2)

 



(写真1)

先人の知恵・通気工法


(写真2)

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